杜の宮市は2001年6月に始まりました。
尾張国一之宮 真清田神社の地域への想いと、市民グループのまちづくりへの願いが重なり、同神社境内を起点に数千人規模のクラフトマーケットとしてスタートしました。
企画運営は杜の宮市準備委員会。
一宮地域を中心に愛知県や岐阜県の老若男女さまざまな市民ボランティア十数人で構成され、毎年8ヶ月以上前から週に何度か集まっては企画し、会議し、作業して準備をします。
2016年の第16回からは、真清田神社の門前町でもある本町商店街と全面的にコラボし、会場は真清田神社境内北東から本町通のアーケード南端まで約1kmに広がりました。2018年の第18回からは、一宮駅コンコース内西側でも開催し、一宮駅から中心市街地までが会場となりました。2020年の第20回はコロナ禍で中止になりましたが、新しく「まちの宮市」をほぼ月開催してまいりました。
2022年の5月「re: 第20回 杜の宮市」として開催しました。
杜の宮市の当日のボランティア数は100人を超え、出展ブースは380ほど、出演グループは38以上、来場者は4万人規模となっています。
規模は大きくなっても、この一宮の中心地から、文化とコミュニケーションの振動を市民手づくりで全国へ伝播させ、また全国からこの地へ反響してくる循環を夢見て活動を続けています。