「100年カフェ in プリンスアレイ」公開、平日など低額で本町通の空地に出店を…まちの宮市やイベント時でも
2021年9月1日(水)、一宮市市制100年の日に、「100年カフェ in プリンスアレイ」が公開されました。一宮市の中心商店街の中ほどにあるここは、多目的交流空地として整備されています。
ここには、一宮市市制100年の歴史を紹介する8枚のパネルが展示されています。この他にも一宮空襲や、この隣地にあった「プリンス食堂」の画像や資料が掲示されています。
同時に本町通商店街に面した、間口4m×奥行8mほどの部分には、キッチンカーやテント調理ブースなどでカフェやレストラン、テイクアウトショップなどを低額な費用で出店することが可能です。クラフト作品の展示販売や、マッサージ、広報や展示もできます。(出店は基本は2m角ですが、相談に応じます。)
出店料の目安は,、リンクの「プリンスアレイ」タブを見てください
⇒ まちなかコラボダイアリー2021 in 一宮「プリンスアレイ」
「プリンスアレイ」は、かつては老舗「タカマ帽子店」があり、更地になってからは「ほんまちサンプラザ2」として商店街が催事に利用ま、また杜の宮市やまちの宮市、ラブたななどの市民イベントで活用されてきました。2020年11月からは国の「GoTO商店街」事業として「市民交流拠点プリンスアレィ整備のためのワークショップ」がNPO法人志民連いちのみやにより開催されました。そこでの議論を受けて2021年度に始まったのが「100年カフェ in プリンスアレイ」です。この事業は、一宮市市制100周年チャレンジ事業として補助を受けて運営されています。
その「100年カフェ in プリンスアレイ」 には、杜の宮市・まちの宮市と志民連いちのみやが開発した「38cube(38キューブ)」が設置されています。
「 38cube 」にはロープで、一宮市市制100周年のパネルが掲示されています。
「プリンスアレイ」の一番奥には、市制100周年の市松模様のパネルが展示されています。
カフェがオープンした日にはブースにて「一宮市の百年」という写真集と、その編集者でもある森靖雄氏の「戦中戦後の一宮の暮らし」などの書籍が閲覧できます(協力:樹林社・人間社)。オープンしない日には向かい側にある「中川レコード店」店主中川正清さんのご厚意により、同店に書籍が展示してあります。
展示書籍に関しては下記リンクをご参照ください。
「100年カフェ in プリンスアレイ」で見ていただける書籍「一宮市の百年」「戦時下の一宮くらしと空襲」見本版が届きました – 志民連いちのみや (shimin.org)
杜の宮市準備委員会では、20年にわたる「杜の宮市」事業と、ウイズコロナの中での「まちの宮市」開催を通じて、公共路面の自由活用と恒常的な活性化スペースの必要性を実験しつつ訴えてきました。その流れの中、2021年度にこの「100年カフェ in プリンスアレイ」事業を展開します。ここは「まちの宮市」のブースの一つであるとともに、365日いつでも出店できる可能性がある場所でもあります。
「 100年カフェ in プリンスアレイ 」
実施主体: 杜の宮市準備委員会
プリンスアレイ整備・協力: 特定非営利活動法人志民連いちのみや
協力(敬称略): 柴田善明 愛知県商店街振興組合連合会一宮支部 一宮市本町通3丁目商店街振興組合